マーラー祝祭オーケストラ(音楽監督・井上喜惟)第23回定期演奏会が本日、2024年5月26日にミューザ川崎 シンフォニーホールにて開催されます(12:45開場、13:30開演)。詳細は以下のマーラー祝祭オーケストラの公式ページをご覧ください。(当日券が発売されるようです。)
Mahler Festival Orchestra Offcial Site (https://www.mahlerfestivalorchestra.com/)
プログラムには、マーラーの第10交響曲のデリック・クックの補筆による演奏会用バージョン(全五楽章版よりなる、所謂「クック版」)及びリュッケルトによる5つの歌曲がプフィッツナーの「パレストリーナ」前奏曲とともに含まれます。第10交響曲のクック版はマーラー祝祭オーケストラがまだジャパン・グスタフマーラー・オーケストラという名称であった2014年6月15日に同じミューザ川崎シンフォニーホールで取り上げられており、今回は10年ぶりの再演となります。10年前の公演に接した本ブログ管理人の感想は、ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ第11回定期演奏会を聴いてという記事として本ブログで公開しています。
今回の公演における第10交響曲クック版の再演に際してプログラムノートに寄稿させて頂いておりますので、是非ともご一読頂ければ幸いです。
また本ブログでは、上記の公演の感想以外にも、第10交響曲に関連して以下のような記事を執筆・公開していますので、併せてご覧頂ければ幸いです。
- 作品覚書(10)第10交響曲(2021.5.9更新)
- 所蔵録音覚書:第10交響曲 (2022.1.3 更新)
- 私のマーラー受容:第10交響曲 (2021.9.19更新)
- アメリカの消防士のゴング?:第10交響曲についてのアドルノの言及を巡って(2020.1.28更新)
- 第10交響曲への言及1件(アルフ・ガブリエルソン「強烈な音楽経験による情動」)
- シェーンベルクのプラハでの講演(1912年3月25日)より(2024.3.10更新)
- 『狂気の西洋音楽史』におけるマーラーに関する言及について
- マーラーの音楽の時間性についてのメモ
- 2つの嬰へ調交響曲:ハイドンの交響曲第45番とマーラーの第10交響曲について
また、リュッケルト歌曲集の管弦楽伴奏版の演奏に接する機会は、こと日本国内では稀であり、大変貴重な機会となります。リュッケルト歌曲集に関連した本ブログの記事としては以下のようなものがありますので、こちらも目を通して頂ければ幸いです。
(2024.3.29公開, 5.26更新)
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