第6章 理論検証:第6交響曲(病理モデル)との対比
6.1 なぜ第6との対比が必要か
マーラー作品群の中で、第6交響曲は崩壊が明示的に書き込まれている稀有な作品である。
この対比により、次の二点を検証できる。
老化型変容(第9)と病理型崩壊(第6)の構造的差異
本研究の理論枠組み(老化過程 vs 老いの意識)の妥当性
前章までの分析で、第9交響曲を「老いの意識の形式」として読む解釈を提示した。第6交響曲との対比は、この解釈が恣意的ではなく、音楽形式そのものに根拠を持つことを示すための理論的検証である。
6.2 第6交響曲の構造分析
6.2.1 マクロ・カタストロフィーとしての第6交響曲
第6交響曲終楽章(特にハンマー打撃)は、マクロな一回的カタストロフィーの音楽的形式化である。
音楽的特徴:
三度(あるいは二度)の巨大なハンマー打撃
各打撃後の音響の崩壊
提示-展開-崩壊という決定論的構造
6.2.2 カタストロフィーの作品内顕在化
第6交響曲終楽章(特にハンマー打撃)は、カタストロフィーが音響的事件として作品内に書き込まれている稀有な例である。
音楽的特徴:
巨大なハンマー打撃(物理的衝撃音)
各打撃後の音響的崩壊(トレモロ、不協和の堆積)
提示-展開-崩壊という構造の可聴化
これは、カタストロフィー理論における fold catastrophe が、聴覚的に知覚可能な形で提示される例である。
FEP的に言えば:
グローバルな自由エネルギー関数 $$ F_{total} $$ において、極小点が音響的事件として消失する。
重要なのは、聴取主体が推論レベルでカタストロフィーを経験するのではなく、感覚レベルで衝撃を受ける点である。
それに対して第9交響曲では、カタストロフィーは推論的位相転換(予測の破綻)として生じる。それゆえ、音楽分析によって予測破綻が生じる構造的条件(和声的逸脱、フレージングの破断、リズムの攪乱)を同定し、それが聴取経験において予測誤差として経験される可能性を示すことで、初めて浮かび上がってくるものである点が決定的な相違となる。
6.3 第9との決定的差異
観点 | 第6交響曲 | 第9交響曲 |
カタストロフィーの顕在化様態 | 音響的事件(ハンマー打撃) | 推論的位相転換(予測破綻) |
カタストロフィーの規模 | マクロな一回性 | ミクロな反復性 |
カタストロフィーの位置 | 終楽章内の決定的瞬間 | 各楽章内で反復的に生起 |
勾配の性格 | 急峻、強力 | 緩慢、平坦化 |
システム影響 | 全体的・同時的 | 局所的・散発的 |
時間性 | 未来への進行、破局が「来る」 | 既に変容した後の時間 |
聴取体験 | 外的衝撃として目撃 | 内的破綻として経験 |
精度構造 | 高精度維持 → 突然の崩壊 | 精度配分の漸進的変移 |
6.4 病理 vs 老化の理論的区別
この音楽形式上の差異は、理論的区別に対応する。
6.4.1 病理的崩壊(第6モデル)
特徴:
外的打撃、急性疾患による
システム全体の急激な破綻
予期されるが、回避できない
時間構造:突然の断絶
FEP的記述:
グローバルな自由エネルギー地形の崩壊
すべてのサブシステムに同時影響
代償不可能
6.4.2 老化的変移(第9モデル)
特徴:
ミクロな喪失の累積
局所的破綻と代償的再編成の反復
漸進的な了解構造の変形
時間構造:連続的推移と不連続的経験の共存
FEP的記述:
ローカルな自由エネルギー極小点の消失と再編成
精度配分の漸進的変移
代償可能性の探索
6.5 「死」の二つの形式
この対比により、「死」にも二つの形式があることが明確になる。
(A)病理的死(第6)
外傷、急性疾患による
システム全体の急激な破綻
予期されるが、回避できない
「来る」ものとしての死
(B)老衰的死(第9の彼方)
ミクロな喪失の極限的累積
代償可能性の最終的枯渇
いつの間にか到達している
「すでにそこにある」ものとしての死
第9交響曲は、(B)に至る過程を描いているが、死そのものは書かれていない。
終楽章は、「死の瞬間」ではなく、「死に至る変移の途上における、別様の了解様式」を提示している。
6.6 理論的収穫
第6との対比により、次が確認された。
カタストロフィーの位置づけの妥当性
第6:マクロ・カタストロフィー(病理)
第9:ミクロ・カタストロフィーの累積(老化)
老化過程 vs 老いの意識の区別の有効性
第6:老化過程(ですらない)の崩壊
第9:老いの意識の形式的展開
第9を「死への物語」として読むことは、第6との混同である
この理論検証により、本研究の枠組みが、音楽形式そのものに根拠を持つことが示された。
第7章 後期様式の一般理論
7.1 理論の抽象化
ここまでの分析を、マーラー個別作品論から切り離し、後期様式(Late Style)の一般理論として抽象化する。
7.2 後期様式の再定義
従来の後期様式論(ジンメル、アドルノ、サイード)には、明確な共通了解がある。
調和・統合・円熟ではない
和解や完成を拒否する
断片性・緊張・非同時性を孕む
しかし次の点が曖昧だった。
なぜそのような形式が必然的に生じるのか
それが老いとどう関係するのか
なぜ後期様式は倫理的に強度を持つのか
ここで本研究の枠組みが決定的になる。
定義:後期様式
後期様式とは、長期的な自由エネルギー最小化系において、生成モデルおよび精度構造の変移によって、従来の推論戦略が維持できなくなり、老いの意識が不可避的に形式として顕在化する局面において現れる、芸術的応答の総体である。
重要なのは、
後期様式 ≠ 表現上の選好
後期様式 ≠ 心理状態
後期様式 = 了解構造の変形が形式化されたもの
という点である。
7.3 三つの様式的応答
〈声/崩壊/沈黙〉という三角形を、老いの意識の理論に基づいて再構成する。
7.3.1 〈声〉型
特徴: 意識を、言語・象徴によって了解可能な物語として統合する
構造
高次生成モデルがなお機能している
「語る」ことで、予測誤差を吸収できる
ただし語りは異化されている(仮構的・代理的)
FEP的記述
事例
理論的位置: 意識を、なお象徴的に処理できる段階
7.3.2 〈崩壊〉型後期様式
特徴: カタストロフィーを作品内部の出来事として明示化する
構造
老いではなく、病理的介入との親和性
マクロな一回的崩壊
「闘争」の形式
FEP的記述
グローバルな自由エネルギー地形の崩壊
全システムの同時的影響
事例
理論的位置: 老化モデルではなく、病理モデルに対応
7.3.3 〈沈黙〉型=後期様式
特徴: 老いの意識の配置転換による別様の了解様式
構造
ミクロ・カタストロフィーの累積を経た後
老いを前景化することも、語ることもしない
精度配分の根本的再編成
FEP的記述
精度の極小化($\pi \to 0$)
予測誤差の等価化
カタストロフィーが問題化されない時間構造
事例
理論的位置: 老いの意識の変形の極限形態
7.4 後期様式の倫理性
後期様式が持つ倫理的強度は、次に由来する。
老いの意識にどう応答するか、という選択の形式が、回避不能に露呈する
語るのか(象徴化)
闘うのか(出来事化)
配置を変えるのか(転位)
これは善悪の問題ではなく、存在様式の選択である。
そして重要なのは、これが選択の自由ではなく、応答の必然性として現れる点である。老いの意識が一度成立してしまえば、何らかの応答は不可避である。
7.5 時間性の一般理論
通常様式の時間
進行 → 解決
目的論的
単一スケール
予測-実現の循環
後期様式の時間
推移 ≠ 進行
非目的論的
多層的(ミクロ/メゾ/マクロ)
予測-破綻-再編成の螺旋
後期様式の時間とは、
ミクロな喪失と再編成の累積が、マクロな了解構造の不可逆的変形を生み出す、多層的時間
である。
この時間は、直線的でも循環的でもなく、螺旋的である。同じ地点に戻るが、高さ(了解の深さ)が変わっている。
7.6 総命題
後期様式の一般定式(最終版)
後期様式とは、自由エネルギー最小化系において、生成モデルおよび精度構造の長期的変移によって老いの意識が不可避的に成立し、従来の推論様式では処理できなくなった局面において、新しい了解様式を探索する形式的応答の総体である。
それは完成でも崩壊でもなく、了解構造の変形可能性そのものを形式化する試みである。
第8章 結論
8.1 本研究の成果
本論文は、自由エネルギー原理とカタストロフィー理論を参照枠として、以下を達成した。
8.1.1 理論的成果
「老化過程」と「老いの意識」の明確な区別
カタストロフィー理論の再配置
老化過程の記述装置 → 老いの意識の形式記述
マクロな一回性 → 意識における反復的位相転換
不可逆性の一元化
生物学的老化の部分的可逆性
了解構造の構造的不可逆性
時間の多層性の明示
ミクロ/メゾ/マクロの三層構造
連続性と不連続性の共存
8.1.2 音楽学的成果
マーラー第9の新しい読解
「死への物語」からの解放
老いの意識の形式的展開としての理解
楽章順序の必然性の再定義
第6との対比による理論検証
病理 vs 老化の構造的区別
カタストロフィーの位置の違い
後期様式の一般理論
〈声/崩壊/沈黙〉の三極的応答空間
倫理性の形式的基盤
8.2 「変移」の理論的回復
本研究の最大の意義は、今井が強調した「単なる崩壊ではない」という洞察を、理論的に実装した点にある。
従来のカタストロフィー理論適用では、カタストロフィーを巨視的一回性として捉えるため、老化は再び「崩壊への物語」に回収されてしまっていた。
本研究では、次の二段階の理論的操作によって、この問題を解決した。
(1)老化過程 vs 老いの意識の区別
老化過程そのものは非出来事的変移であり、カタストロフィーは生じない。カタストロフィーは、老いが意識において出来事化される局面の形式である。
(2)カタストロフィーの反復性
カタストロフィーは一回的ではなく、意識において反復的に生起しうる。その累積が、了解構造の不可逆的変形を引き起こす。
この理論構成により、
ではなく、
として理解することが可能になった。
8.3 ロバストネスの動的定義
従来、ロバストネスは静的な安定性として理解されてきた。
本研究では、ロバストネスを動的な再編成可能性として再定義する。
システムはロバストである = システムは局所的喪失に対して代償的再編成が可能である
したがって、「老いてもなおロバストである」とは、
ではなく、
ことを意味する。
マーラー第9交響曲が示すのは、まさにこの動的ロバストネスである。第1楽章から第4楽章へと、了解様式は変形し続けるが、システム(音楽作品、聴取経験)は崩壊しない。
8.4 差延的構造としての老いの意識
本稿で提示した老化および老いの意識のモデルは、前節で論じたロバストネスの動的定義を、意識理論の時間論的枠組みにおいて再記述する試みとして位置づけられる。この再記述にあたっては、先行研究「意識の差延的構造」(山崎 2025a)において示した、保持・予持・予測の連鎖によって現在が遅延的に生成されるという意識の時間構造が理論的前提となる。そこでは、フッサールの時間意識分析、デリダの差延概念、ダマシオの身体化された連続性、フリストンの予測符号化理論が統合され、意識の差延的構造が普遍的な成立条件として論じられていた。
しかし、先行研究において差延的構造は主として安定的・構成的な時間形式として扱われており、その構造自体が生の経過の中で変質し、再編成される条件については十分に形式化されていなかった。本稿は、この点に焦点を当て、老化の進行に伴う予測誤差の累積や時間スケール間の乖離が、差延的構造の安定性にどのような影響を与えるのかを検討した。
自由エネルギー原理は、先行研究において示された差延的構造を、階層的な予測と誤差最小化の過程として操作的に記述する枠組みを提供する。一方で本稿が導入したカタストロフィー理論は、この差延的構造が連続的な調整過程としては維持されえなくなる臨界点を捉え、その結果として生じる位相的転換を形式化するために用いられる。すなわち、本稿における老いの意識とは、差延的構造が量的変形の範囲を超え、ヒステリシスを伴って再配置される出来事として理解される。
この観点から整理すると、老化は差延的構造の連続的変形として把握されるのに対し、老いの意識は、差延構造そのものが不可逆的に再編成される転換として区別される。この区別は、先行研究「自伝的自己のライフサイクルと差延的構造」(山崎 2025b)において老いが四相モデルの一相として位置づけられていた議論を、時間構造の次元で補強するものであり、老いを単なる発達段階ではなく、意識の時間構造における出来事として捉え直す理論的根拠を与える。
以上のように、本稿は、先行研究において提示された意識の差延的構造を理論的前提としつつ、自由エネルギー原理とカタストロフィー理論を導入することで、差延構造の安定性・崩壊・再編成を動力学的に記述する枠組みを提示した。この視点は、次節で論じる学際的意義において、心理学、神経科学、哲学、老年学といった複数領域を横断する理論的基盤として位置づけられる。
8.5 学際的意義
前節で論じたように、本稿は老いの意識を、差延的構造の不可逆的再編成として捉え直す理論的枠組みを提示した。この視点は、老いを単なる発達段階や年齢的変化としてではなく、意識の時間構造における出来事として位置づけるものであり、従来の心理学的・生物学的老化理解を超えた射程をもつ。とりわけ、自由エネルギー原理による階層的調整モデルと、カタストロフィー理論による位相的転換の記述を組み合わせることで、差延と不可逆性という哲学的概念を、経験科学と接続可能な形で再定義した点に、本稿の学際的意義がある。
8.5.1 音楽学への貢献
形式分析に認知科学的基盤を与える
後期様式を伝記的・心理的解釈から解放する
時間性の記述に新しい語彙を提供する
聴取経験を推論過程として記述する方法論
8.5.2 老年学への貢献
老化を「劣化」「衰退」ではなく「変移」として再定義
老いの意識を病理化せず、構造として記述する道を開く
「代償」を否定的概念(先延ばし)ではなく、積極的概念(新しいロバストネスの獲得)として位置づける
老化過程の部分的可逆性と、老いの意識の構造的不可逆性の区別
8.5.3 美学への貢献
後期様式の倫理性を、心理主義なしに説明
アドルノ/サイードの洞察に理論的基盤を与える
「完成」でも「断片」でもない第三の範疇を開く
老いの美学を、終末論から解放する
8.5.4 予測符号化研究への貢献
時間スケール分離の重要性を示す
精度付与の動的変化のモデル
ヒステリシスを伴う推論の形式化
カタストロフィー理論のFEPへの統合可能性
8.6 限界と今後の課題
8.6.1 数理モデルの精緻化
本研究で提示したFEP的記述は、定性的な段階にとどまっている。
今後の課題として、
精度配分の動的変化の定量的モデル
ヒステリシスの数理的実装
シミュレーションによる検証
が必要である(補論Aに基礎的定式化を示した)。
8.6.2 神経科学的実証
本研究の理論枠組みは、神経科学的に検証可能な予測を生む。
高齢者における精度推定の変化
予測誤差処理の時間スケール依存性
代償的再編成の神経基盤
これらの実証研究は、今後の課題である。
8.6.3 他作品への適用
本理論の一般性を検証するため、以下への適用が望まれる。
晩年のモーツァルト(K.595, K.618, K.620, K.622, K.626)
ブルックナー交響曲第9番
ブラームス後期作品(クラリネット五重奏曲、間奏曲集Op.118-119)
8.6.4 個人差の理論化
同じ年齢でも、老化の様相は大きく異なる。
この個人差は、
ミクロ・カタストロフィーの発生頻度・分布の差
代償能力の差
生成モデルの初期構造の差
によって説明できる可能性があるが、現状では予測的モデルは存在しない。
8.6.5 マーラー全体への拡張
今後の課題として、本稿で後期様式および老いの意識を中心に検討した自由エネルギー原理とカタストロフィー理論の枠組みを、マーラーの作品全体へと体系的に適用することが挙げられる。
本稿の方法論は、すでに別稿「意識の構造と音楽:フリストンの自由エネルギー原理とマーラーの作品の時間性」(山崎 2025c)において、アドルノによるマーラー解釈を継承・発展させるための理論的手がかりとして、自由エネルギー原理を導入する可能性が提言されており、そこでは後期様式に限らず、マーラーの音楽に一貫して見られる時間的緊張、形式的過剰、主体の不安定性が、予測と誤差の動力学として再記述されうることが示唆されている。
本稿では中期作品として第6交響曲を取り上げ、交響曲的時間の内部における安定性と破綻の問題を部分的に検討したが、同様の分析枠組みは初期作品にも拡張可能であると考えられる。とりわけ、交響曲的思考における音楽的主体の存在様式という観点からは、主体の裂開や過剰、境界の不確定性、形式の唯名論的性格といった問題が、初期・中期・後期を貫く構造的特徴として浮かび上がる。これらは、アドルノが指摘したマーラーの形式観を発展的に捉え直す際の中心的論点であり、自由エネルギー原理とカタストロフィー理論を組み合わせた本稿の枠組みは、それらを音楽的主体の時間的生成とその不安定化の問題として統一的に扱うための方法論的基盤を提供する。
この拡張は今後の具体的な作品分析を通じて検証されるべき課題であり、本稿で提示した理論枠組みの射程と限界を明確化するための重要なステップとなる。この拡張により、本稿で提示した老いの意識のモデルは、後期様式の特殊な現象としてではなく、マーラーの作品全体に通底する交響曲的思考と主体の時間構造を理解するための一般的枠組みとして再定位されることになるだろう。
8.7 最終的見解
老いと後期様式は、従来、生物学と美学という異なる領域に属するとされてきた。
しかし本研究が示したように、両者は自由エネルギー最小化系における生成モデルの長期的変移と、それに伴う了解構造の不可逆的変形という、共通の形式論理を持つ。
老いの意識とは、この変移過程が主体において出来事化され、ヒステリシスを獲得する様式であり、後期様式とは、それが形式として顕在化したものである。
マーラー《交響曲第9番》は、
老いの意識が成立し、反復され、極限化され、なお配置を変えながら生き続ける過程の、音楽的形式化
である。
その時間性は、
ミクロな不連続性(カタストロフィー)とマクロな連続性(変移)が共存し、不可逆的変形を蓄積しながらも、なお新しいロバストネスを探索し続ける、多層的時間
であり、これこそが老いを生きる時間の構造である。
これは悲劇でも救済でもなく、変移し続けることの形式である。
老いとは終わりではなく、理解の仕方が変わり続ける過程なのである。
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山崎与次兵衛(2025c), 「意識の構造と音楽:フリストンの自由エネルギー原理とマーラーの作品の時間性」
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[後記] 本稿は著者が基本的な着想や理論構成を与え、研究パートナーとしてClaude Sonnet 4.5 やChatGPT 5.2との対話を繰り返すことを通じて作成されました。上記のテキスト中には、Claude Sonnet 4.5やChatGPT 5.2が生成した文章およびそれを編集したものが含まれます。
(2026.1.26 公開, 2.2 改訂)