2021年12月4日土曜日

MIDIファイルを入力とした分析:和音の出現頻度から見たマーラー作品(その7:交響曲分類の再分析 2.2.2.平均和音出現順位)2022.1.27修正版公開

 2.分析結果の検討(承前)

2.2.交響曲各曲の和音出現順位

2.2.2.楽章毎の和音出現割合を曲単位で平均した平均和声出現割合での順位

※以下の画像データに含まれる第3,4,5,6,7,9,10交響曲および「大地の歌」の頻度情報の和音パターンのラベルの並びに誤りがありました。修正版に差し替えましたので、古い画像をご利用の方はお手数でも差し替えをお願いします。(2022.1.27)

MIDIファイルは楽章単位であり、各ファイル毎の和音出現割合を曲単位で平均した平均和声出現割合の集計結果を降順ソートした順位を示す。

比較の参考として、マーラーの全交響曲(第1~第10交響曲クック版および「大地の歌」)の平均和声出現順位を最初に掲げた。

グラフのラベルは和音の構成音を乖離・転回を無視してビット列表現したものの十進表現であり、主要なものを示すと以下の通りである。

1:単音(mon)、3 :五度(dy:5)、5 :長二度(dy:+2)、9 :短三度(dy:-3)、17 :長三度(dy:+3)、33 :短二度(dy:-2)、65 :増四度(dy:aug4)、25 :短三和音(min3)、19 :長三和音(maj3)、77 :属七和音(dom7)、93 :属九和音(dom9)、27 :付加六(add6)、69 :イタリアの増六(aug6it)、73 :減三和音、273(dim3) :増三和音(aug3)、51 :長七和音(maj7)、153 :トリスタン和音(tristan)、325 :フランスの増六(aug6fr)

(0)マーラーの全交響曲(第1~第10交響曲クック版および「大地の歌」)



(1)第1交響曲



(2)第2交響曲


(3)第3交響曲


(4)第4交響曲


(5)第5交響曲


(6)第6交響曲


(7)第7交響曲


(8)第8交響曲


(9)大地の歌


(10)第9交響曲


(11)第10交響曲(クック版、5楽章)



[ご利用にあたっての注意] 公開するデータは自由に利用頂いて構いません。あくまでも実験的な試みを公開するものであり、作成者は結果の正しさは保証しません。このデータを用いることによって発生する如何なるトラブルに対しても、作成者は責任を負いません。入力として利用させて頂いたMIDIファイルに起因する間違い、分析プログラムの不具合に起因する間違いなど、各種の間違いが含まれる可能性があることをご了承の上、ご利用ください。(2021.12.4公開, 2022.1.27画像を修正版に差し替え)

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